マイホームABC
木造住宅は、さまざまな工事から成り立っていますが、中心となるのは構造躯体を組み立て、壁や天井をつくる「木工事」です。これらを担当するのがいわゆる「大工」さんです。今回は大工の仕事の重要性や、大工を取り巻く現状について紹介しましょう。木造住宅とは、家の構造体や内装材などに、文字通り「木材」を用いて建てた家のことです。ただ構造躯体と、壁や天井などの内装部位とは、必要とされる木の性能が異なるため、これら木工事を担当する大工には、木材に関する幅広い知識や、木材の特性を活かす技術が必要です。特に和室の床の間をつくる場合、素材選びはもちろん、素材の良さを生かした仕上げ技術が必須です。さらに床柱は、構造材でありながらも、クロスなどで覆わず木の表情が現れるので、木材の強度を判別する力と、他の構造材と同じように扱わない配慮が必要になります。また木材に汗や手垢がつくと、後にシミとなる可能性があります。